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とうとう「武道館」最終回です。
8週ということであっという間という感じですが、これで終わりと思うとなんか寂しいですね・・・。
さて、前回の7話では、碧と愛子の2人にスキャンダルが発覚してしまい、武道館ライブ危うしっ!ってところで終わりました・・・。
さて、そんなNEXT YOUは無事に武道館ライブをすることが出来るのでしょうか??
さっそく、最終回のあらすじを見て行きましょう!
最終回あらすじ
会議室で、数日後に発売されることになるという、スキャンダル記事を見せられる愛子。
野村「参ったよ、武道館前の大事な時期に、お前まで・・・」
愛子「すいません・・・」
野村「言ったよね!今が勝負のときだから、行動ひとつひとつに気を使って欲しいって!」
愛子「はい」
野村「この記事の内容は事実なのか?」
愛子「同じマンションだし、親同士仲がいいので、お互いの家に行く事はあります・・・」
野村「じゃあ、家族ぐるみの付き合いで、ただの幼なじみで、恋愛関係はない。ってコメントを出す!」
野村は、そう言って席を立った。その次の瞬間、
愛子「でもずっとそうしてきたんですよ!」
野村「え?何?」
愛子「歌とダンスが好きな事も、大地を好きな事も、小さい頃から変わらないんです。なのに、大地が好きな事だけ急にダメになっちゃんたんです・・・」
野村「当然だろ!アイドルになったんだから」
野村がそう愛子に言った次の瞬間、
「ガチャ!」
るりか「ムリだよ、いくら謝ったってもうムリだよ!」
るりかそう言って会議室に乗り込んできた。
るりかは、波奈と真由が止めるのを無視して、愛子に向って大きな声をあげた。
るりか「ファンのこと考えなかったの!CDとかグッズとかいっぱい買ってくれる人の事。愛子だったらハカセさんの事とか・・・、全然考えなかったの!?」
真由「るりか、後で落ちついて話しよっ、ね?」
波奈「愛子・・・、手つないだりする時にさ、私たちの思い出さなかったの?」
愛子「思い出したよ」
るりか「じゃあなんでこんな事するの?私の夢壊さないで!私・・・、武道館行くために一番頑張った自身ある。歌もダンスも必死に練習したし、ファンに気に入られるために握手会とかいろいろ考えてやったし・・・、なのに、愛子と碧の方が人気があって、ポジションも良くって」
愛子は立ちあがった。
愛子「るりかごめん、ホントにごめん」
愛子は深々と頭を下げた。
野村「愛子、アイドルが恋愛をするって言うのは、応援してくれてるファンだけでなく、ここにいるメンバーやスタッフを騙すことになる。プロとしてアイドルを続けてくなら、恋愛は絶対に認められない。今後彼とは二度と会うな。それが武道館に立たせてやる条件だ」
愛子が会社を出ると、真由が待っていた。
真由「るりかほどじゃないけど、私もムカついているよ」
愛子「ごめん」
真由「それでも私は5人で武道館に立ちたいと思ってる・・・。一年前は武道館なんて考えれられなかったよね、電車に乗ってても誰にも気づかれなかったし。せっかくここまで一緒に頑張ってきたのに、武道館に愛子も碧もいないなんていやだよ。私は信じてるから、愛子が彼氏じゃなくて、私たちを選んでくれるって」
愛子「うん」
愛子のスキャンダルが載った雑誌が発売され、ハカセもその雑誌を見て眉をひそめていた。
ネット掲示板でも、
“愛子と碧に土下座させろ”
”ファンからむしりとった金返せ”
”NEXT YOU終了”
などの書き込みがされていた。
ハカセ「こんな大事な時期に・・・」
と言って頭をかかえるハカセ。
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愛子は学校を休んでいた。
愛子が部屋にいると、お父さんが入ってきた。
愛子父「大地君とちゃんと話した方がいいと思う」
愛子「事務所の人にもう会うなって言われてるから・・・」
愛子父「だったらせめて電話してあげなさい。大地君も心配してんだろ?」
愛子「うん」
愛子は大地に電話をかけた。
剣道の素ぶりをしていた大地は着信音に気付き、電話にでた。
大地「おう!なんかごめんな俺のせいで」
愛子「ううん、私こそこんな事に巻き込んじゃって」
大地「俺は別にいいけど、愛子はああいう写真出ちゃうとマズイだろ」
愛子「この前事務所の人に言われたんだ。武道館か大地か・・・どっちか選べって。大地はさあ、今でも剣道大好きだよね?自分で選んだものだから大好きなんだよね?私自分の好きなものが分からなくなりかけてる・・・」
大地「大丈夫だよ、愛子は。ちゃんと選びとってきたじゃん、ずっと昔から、小さい頃からの夢を実現させてほんとにアイドルになったんだよな。そして今、次の夢を実現させようとしている・・・。武道館お前の一番の夢じゃんか。諦め切れるわけないよな」
愛子「どういう意味?」
大地「ごめんよけいな事言って。まあ愛子は、自分で考えて、自分で選ぶよなずっと」
大地「俺は、愛子が決めたことを応援する」
愛子「わかった」
会社の廊下でNEXT YOUの武道館ライブのポスターを眺める波奈のところに野村が現われた。
野村「どした?」
波奈「私が辞めるって言いだしてから、むちゃくちゃな事になっちゃって・・・」
野村「波奈のせいじゃないよ」
波奈「でも、愛子の事も、碧の事も、私全然気づかなくって・・・、リーダー失格ですね」
野村「そんなことないんじゃないかな・・・。NEXT YOUのリーダーはお前しかいないよ」
波奈「まだ私にやれること残ってますか?」
野村「うん」
波奈「リーダーとしての仕事、やり抜きます!」
そう言って波奈は、スマホを取り出し、メンバーを集めるべくメールを送った。
”15時に武道館前集合!全員参加!遅刻厳禁!”
事務所では・・・
野村「申し訳ありませんでした。私の責任です。でも今あの子たちが辞めても今のNEXT YOUの勢いなら大丈夫です。真由とるりかが残って、2期生も入ってきますし」
野村はそう言って、夏目に2期生候補の資料を差し出した。
すると春樹が、
春樹「代わるってことですか?代わりなんていませんよ。ファンはアイドルなら誰でもいいってわけじゃないんです。愛子と碧がいなければNEXT YOUじゃありません!」
春樹が大声でこう言うと、それまで黙っていた夏目が口を開いた。
夏目「変化するんだよ・・・人間は変わるんだ。この子たちの場合、本当に短い時間の中で急激に環境が変化する。普通の人が何年もかかる事を数カ月で感じとってしまうんじゃないかな?アイドルとして、大きな期待や重圧を背負っているうちに人間としての変化が訪れる。だからグループが変化するのは当然だ。それを覚悟の上であの子たちと向き合ってやるのが俺たちの使命なんじゃないのか?」
夏目はそう言って部屋を出ようとした。そして去り際に、
夏目「いつかファンの方も変化するかもしれませんね?」
野村「はい」
愛子は波奈の集合メールを見て行くか迷っていた、そして碧にメールをした。
“碧はどうするの?”
と。
愛子と碧はみんなに会う前に2人で話す事に・・・
碧「待たせてゴメンネ」
愛子「ううん」
碧「愛子前に言ってたよね?武道館は人が人の幸せを見たいって思う場所って」
愛子「うん」
碧「素敵だよね、そんな場所で歌ったり踊ったり出来たら・・・」
愛子「そうだね」
碧「私ね、今まで正しい選択をしようってずっと思ってた・・・。アイドルとして間違ってないか?ネットで叩かれないか?事務所の人に怒られないか?いつも気にしてた。でも正しい選択ってこの世にあるのかな?」
愛子「え?」
碧「たぶん・・・正しかった選択しかないんだよ。何かを選んで、選び続けて、それを一個ずつ正しかったものにしていくしかないんだよ。だから私は、武道館には行けない」
碧「彼を選んだことを正しかった選択にして見せる」
碧はそう言って、アイドルのトレードマークである崩れない前髪をとめているピンをテーブルに置き、愛子のもとを去って行った。
一方、真由と波奈とるりかは、武道館前で待っていた。
真由「もうすぐ時間だね?」
波奈「うん」
とそこへ、愛子がひとりやってきた。
12年後・・・
NEXT YOUの公式サイトをチェックするハカセがいた。
サイトには、プロデューサー夏目のコメントが記されたいた。
“早いもんでもう13期生ですよ・・・”
”恋愛くらいでアイドルは卒業を迫られたんですよ(笑)”
ハカセもそのコメントを読み、
ハカセ「そうだよな~」
としみじみ呟いた。
そしてハカセは、過去のネクステを見だした。
愛子のインタビューだ。
“小さい頃から歌って踊る事が大好きでアイドルになりました。たくさんの人の前で歌ったり踊ったりするのは本当に楽しかった。けど、だんだんしてはいけない事が増えてきて、誰かの頭の中の自分を生きているような気がしてきたんです。それは私のなりたい私じゃなかった。そんなふうに悩んでた時、私の事を素直に好きって言ってくれる、その人の気持ちにだけ答えたいって思っちゃったんです。ごめんなさい。武道館は私の夢でした。でもそのステージに立つ前に、私はアイドルではなくなってしまったみたいです”
このネクステは、愛子の脱退会見だった。
結局、愛子と碧は、NEXT YOUが武道館に立つ前に脱退してしまった。しかし、この愛子のネクステ動画は、驚異的な再生数を記録し、多くの人が心を動かされたのだという。
終わり。
まとめ
いやー、終わってしまいましたね、武道館。
全体的には、詰め込み過ぎ感がハンパないって気がしますし、最後はなんかあっけなく終わった・・・というのが正直な感想ですかね。
でもJuice=Juiceたちの演技は素晴らしかったと思います。特にるりか役の宮崎さんは見せどころが多かったような気がします。今後の彼女たちの仕事の幅を増やすいい機会になったんじゃないかと思います。
それでは最後までありがとうございました。
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