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「武道館」の4話が放送されましたね。
前週3話の方も良かったらチェックしてみてください。
それではさっそく4話を見ていきましょう!
4話あらすじ
先日の障害事件をきっかけにNEXT YOUの知名度は急上昇し、マネージャーの野村は、この波に乗って地方のファンを獲得しようと地方ツアーを画策していた。
一方で野村は、碧をひとり会議室に呼び出した。
野村「碧、お前演技の仕事したいって言ってたよな?」
碧「はい」
野村「オファー来たぞ、夏の連ドラ」
野村「事件の会見を見たプロデューサーがぜひとも出演してほしいんだってさ。学園ドラマの生徒役、たいしてセリフはないみたいだけど、主役を食うつもりでやれ」
碧「がんばります!」
野村の計画どおりNEXT YOUの緊急春休みツアーが始まり、地方でのライブを着々とこなしていくメンバーたち。
長距離の車の移動や、過密スケジュールでメンバーは疲労困憊になりながらも何とか無事ツアーを終了させた。
野村「こつこつ回ってきた効果は、確実に出てるぞ! でなんと、はじめての歌番組の出演が決まりました」
愛子「ほんとですか?」
真由「えっじゃあテレビの歌番組ってことは、もしかしてプロのヘアメークさんがついてくれたりするんですか?」
野村「もちろん」
メンバー「やったー」
家に帰った愛子は、いつものようにお母さんと大地にメールをしていた。
“歌番組の出演決まったよ!絶対みてねー!”
愛子はそうメールし、お母さんが写っている家族写真を眺めた。
歌番組収録当日、愛子はヘアメークさんに髪をセットしてもらっていた。
女性ヘアメーク「あなた疲れてるでしょ?」
愛子「え?」
女性ヘアメーク「頭皮の毛穴が赤くなってる・・・、疲れてる証拠だよ」
愛子「美容師さんて髪の毛見ただけで、疲れてるとかそういうのわかるんですか?」
女性ヘアメーク「え?」
愛子「私、お母さんが美容師だったんです。小さい頃髪結んでもらいながら、おなかすいたでしょ?とか友達とけんかしたでしょ?とか・・・、何でもすぐバレちゃって」
女性ヘアメーク「それって美容師だからじゃなくてお母さんだからじゃない?私はそこまでわかんないよ」
女性ヘアメーク「どうかした?」
愛子「あっ、いえ、別に・・・」
そこに碧がやってきた、
スタッフ「堂垣内さんはいります」
碧「よろしくお願いします」
碧がイスに座ると、碧のスタイリングはヘアメークの卓哉が担当することになった。
卓哉「前髪っていつもこっち分けてんの?」
碧「はい、いつも左です・・・」
となりに座る愛子は、この碧の左分けのことを、羨ましく思っていた。
というのも、踊ったり歌ったりしたあとの前髪は必ず乱れてしまうという愛子に対し、碧は昔から、踊ったり歌ったりしたあともすぐ元の左分けに戻っているというのだ。愛子はこのことを「それってアイドルだけが使える魔法なんだよ、だから本物のアイドルなんだよ」と言って碧のことを昔から羨ましがっていた。
卓哉「分け目逆にしたほうが似合うんじゃないかな?」
卓哉はそう言って、碧のいつもの左分けの前髪を右分けに変えようとした。
碧「え?でも・・・」
躊躇する碧に卓哉は「とりあえず」と言って、前髪をいじり始めた。
卓哉「ほら、やっぱりこっちの方が良いよ」
碧、そして隣に座る愛子は無言だった。
高校でこの日、進級初日を迎えた愛子と碧。
愛子「まさか同じクラスになると思わなかったね」
碧「うん、そうだね」
そこへ大地がやってきた。
大地「久し振りだなおんなじクラス」
愛子「うん」
大地「つーか、テレビ見たよ、2人ともめっちゃかっこよかった」
碧「ありがと」
恵理「ねえそれ私もみた、ブレイクしそうじゃんNEXT YOU」
大地「ね!」
愛子「あんまりそういう実感ないよね?」
碧「うん」
大地「ほんとかよ」
チャイム「キンコンカンコーン」
先生「はーい、席着いてー。今配ってる進路希望調査の紙、提出は3ヶ月後だけどよーく親と相談してから書いてくださいね」
生徒「はーい」
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愛子の家。
愛子「今日学校でこれ渡されたんだけど」
愛子は父に進路希望の紙を渡した。
愛子の父「愛子はどうしたいんだい?」
父のその言葉を聞いた愛子は、両親が離婚したときのことを思い出した。その時も父は愛子に、「愛子はどっちと一緒に過ごしたい?」とそいう言って愛子の意見を尊重したのだ。
愛子「ねえお父さん、私がアイドルになると決めた時、アイドル以外の道は全部捨てたということになるのかな?」
愛子の父「どうなんだろうなー?何にせよ、愛子が選んだ道を応援するよ俺は・・・」
愛子「うん、ありがとう」
部屋に戻った愛子は大地へメールをしていた。
愛子メール「進路どうしよう?」
大地メール「俺は大学受験するよ、体育の先生になって将来は剣道部の顧問になるのが夢だから」
愛子「ちゃーんと考えてんだな~将来のこと」
この日はNEXT YOUはライブ当日。
マネージャーの春樹は碧がまだ現場に来てないことに焦っていた。
波奈「碧今日もドラマの撮影だって」
愛子「間に合うかな?」
真由「碧が遅れたら私がコントやって時間稼ごっか?」
るりか「いやそれはいいや・・・」
そこへ碧がやってきた。
碧「おはようございます。すいません遅くなりました」
春樹「15分前だぞ、急いで」
碧「はい」
波奈「今日は本当にありがとうございました」
メンバー「以上、NEXT YOUでした!」
ライブは無事終了した。
春樹「碧時間ないぞ」
碧「はい」
春樹「荷物は俺がまとめとくから」
碧はドラマの撮影で次の現場に急いで向かった。
その碧の後姿を見つめる4人。4人は碧1人だけの仕事が増えてきたことに何か疎外感を感じ始めていた。
ある日スタジオに1人で座り込む碧を愛子が見つけます。
愛子「碧、大丈夫?」
碧「うん、ちょっと休んでただけ」
愛子「最近ずっと忙しそうだったもんね」
碧「うん・・・」
碧「なんかさ、思うんだけどさ、NEXT YOU今ちょっときてるみたいこと言われてるじゃん?もしかしらいつか本当に武道館に立てるかもしれない感じだよね」
愛子「そうだね」
碧「だけど私たちって、武道館に立ったあとも生きていかなくちゃいけないんだよ。武道館に立ったあとも、アイドルじゃなくなったあとも生きて行くんだよ、私たち」
愛子「どうしたの?碧」
愛子「女優に挑戦してることいろいろ言われてるみたいだね」
碧「うん」
愛子「人の不幸を見たいって人の声は大きいからね・・・。でも大丈夫そんな人ばかりじゃないから」
碧「え?」
愛子「人の幸せを見たいって人もちゃんといるから」
碧「人の幸せを見たい人?」
愛子「そう、あのね。武道館はさ、人は人の幸せを見たいんだって、そう思わせてくれる場所だよ。一緒行こうよ武道館!私と碧とあそこで踊りたい」
碧「うん、そうだね」
夜、愛子はお母さんと大地にまたメールをしていた。
愛子メール「進路、決めたよ。私、今の仕事を続ける」
愛子の進路の希望の用紙には、将来の夢”アイドル”と書かれていた・・・。
朝の通学路。
大地「あのさ、いっつもくれるメール。俺と愛子の母ちゃんあてになってんじゃん?母ちゃんから返事くるの?」
愛子「くるよ、お母さん返事すっごい早いから」
大地「そっか、まあならいいんだけど」
愛子「ねえ?大地もメールしてよ」
大地「え?」
愛子「これから私、どんどん知れなくなっちゃうかもしれないから、大地のこと・・・。大地が何をしてるのか、何をがんばっているのか、私にも教えて」
大地「わかった」
次回予告↓
4話はここまで。気になる5話はこちら↓
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